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2019年09月15日

琉球列島の小刀とペティーナイフ                          

沖琉球列島の小刀とペティーナイフ  
琉球に500年ほど前に来た朝鮮、中国の人が「琉球は鉄が少なく鉄の道具が小さく貴重・・・」と記録に残している。当時の遺跡から出土した刃物の多くは刀子(小刀)と呼ばれる小物が多い。現代のペティーナイフと形が良く似る。しかし当時の材料と鍛冶道具に違いがあるためか製作のポイント部分で違いがあるようだ。鉄が普及した頃の沖縄で刃物は、刀子(小刀):ペティーナイフが多く使われていたようだ。
写真:牛刀型のペティーナイフ
琉球列島の小刀とペティーナイフ                          


図:琉球列島の遺跡から出土した刀子(小刀)の図
琉球列島の小刀とペティーナイフ                          


   図版は沖国大総合学術研究紀要17巻1号 2013年 上原靜さんの「琉球列島の出土の刀子」を参考にする



Posted by ていじゅん at 14:35│Comments(6)
この記事へのコメント
去年、ペティナイフともう一本、工房にて買い求めさせていただきました。とても気に入ってます。念のためですが、ペティナイフが両刃でもう一つの方は片刃だったと思っていますが、間違ってないですか?
Posted by 浦添の 平山です at 2020年02月09日 16:57
ありがとうございます。10/27に工房にお伺いできればと思っています。よろしくお願いしますm(_ _)m
Posted by にしかわ at 2019年10月01日 22:12
にしかわ様へ
ペティーナイフの口金のゆるみ直せますので、どうぞ来沖の際ご持参下さい。
Posted by ていじゅんていじゅん at 2019年10月01日 21:54
こんにちは。7月末に牛刀とペティを打っていただいたにしかわと申します。二振りとも毎日のように使っておりますが、ペティの口金が緩んできてしまいました。柄と隙間ができており、刃と柄を持って力を込めると口金が動いてしまう程度です。どのように対策したらいいでしょうか?または、10月末に訪沖の予定があるのですが、持参すれば直していただけるでしょうか?よろしくお願いいたします。
Posted by にしかわ at 2019年10月01日 19:30
熊本のA様への返事
 無事に届き一安心です。
柄材は「アリク」・・・奄美以南に生える木です。昔から鎌や鍬の柄材として利用されています。サルスベリと同じ種類だそうです。
剛材は「SK材」で炭素工具剛に分類されています。刃物剛です。
Posted by ていじゅんていじゅん at 2019年09月26日 18:27
昨日、パティナイフ2本、無事受け取りました。
想像通り、いや想像以上の仕上がりに感激しております。
ご面倒でなければ、またご注文させてください。
どうぞよろしくお願い致します。
それと
お尋ねですが、こちらの刃物は元々は何だったのでしょうか?
差支えなければ教えてください。
柄に使われてる木材のお名前も忘れてしまったので教えて頂けると嬉しいです。
Posted by 熊本のA at 2019年09月26日 11:21
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カニマンとは沖縄の古語で「鍛冶屋」や「鉄に関わる人」の事です。

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